New Arrivals/Restock

Japanese book

flash sale iconLimited Time Sale
Until the end
14
32
00

$2.00 cheaper than the new price!!

Free shipping for purchases over $99 ( Details )
Free cash-on-delivery fees for purchases over $99
Please note that the sales price and tax displayed may differ between online and in-store. Also, the product may be out of stock in-store.
New  $5.00
quantity

Product details

Management number 9171063 Release Date 2025/09/08 List Price $3.00 Model Number 9171063
Category

池波正太郎2冊セット
文庫本
ーーーーーー
「まんぞくまんぞく」

2020年は著者没後30年。
再び味わいたい、池波正太郎の世界。

真琴には妙な癖があった。生理の時期になると、夜の街に繰り出し、
両刀差しの男どもをいたぶりたくなる……。
強く、凜々しく、一本気。男装の女剣士、真琴の敵討ちの行方やいかに!
「週刊新潮」昭和60年5月~11月連載。

深夜、覆面をして、酒に酔った侍に喧嘩をしかけては、髷を切ったり川に投げ込んだりして楽しんでいる男装の女剣士。それは、十六歳の時、浪人者に犯されそうになり、家来を殺された堀真琴の、九年後の姿であった。真琴は、敵討ちを心に誓って剣術の稽古に励んだ結果、剣を使うことが面白くて仕方なくなったのだが……。
女剣士の成長の様を、絶妙の筋立てで描く長編時代小説。

本文より
堀真琴にとって、これは強烈な陶酔であり、一種の中毒になってしまった。
真琴に髷を切られ、ざんばら髪を振り乱し、地面へ落した刀もそのままに、大の男が這(ほ)う這(ほ)うの体で気が狂ったように逃げて行く姿のあさましさ。それを見ると、真琴は尚更に、男というものへの不信感がつのり、それが軽蔑に変ってくるのを、どうしようもなかった。
(男なら、負けてもよい。私に斬られてもよい。いさぎよく最後まで立ち向って来るべきではないか。それでこそ男、武士というものじゃ)……(「九年後」)

本書「解説」より
つまり、ここでは三つの異なったタイプの真琴が描かれている。一つは無垢な十六歳の女、二つ目は辱めを受けて復讐心に燃え〝男“になりきった女、三つ目は〝女"が甦った女、である。この三段階の変化が、一人の真琴という女性のなかで起こった。それぞれの変化には、必然性をもたせるための伏線がある。復讐のために狂気を装ったハムレットのように、真琴を〝別の人格“に変化させる必要があった。
ーーーー
「忍者群像」

戦国から江戸にかけての忍者を主人公にした7つの短篇集。忍者同士でさえ裏切り殺しあう時代、人の心を捨てた者たちの浮沈を描く

CategoryBooks > Fiction Books > Literary Fiction Books
SizeN/A
BrandNone
ConditionFair

Correction of product information

If you notice any omissions or errors in the product information on this page, please use the correction request form below.

Correction Request Form

Product Review

You must be logged in to post a review